偏差値70でも「ありがとう」を言える人間に

塾長の指導観

「金大附属中学で20番くらいだった子が、附属高校に合格できなかったらしいです。」

「かなり頭が良いと言われていた子もダメだったそうです。」




ONE進学塾を立ち上げてから、こういう話を毎年のように耳にします。

もちろん、塾生や他塾の先生などから聞いた話ですから、

どこまで正確なのかは分かりません。なので、

「あの子は○○だったから落ちた!」

なんて話をするつもりはありません。




ただ、一つだけ言えることがあります。

受験って、点数だけ見ていればいいわけではないんですよね。




特に金沢大学附属高校の推薦では、

出願資格として「学習成績及び人物が優れている者」と明記されています。

「人物」。

なかなか重い二文字です。




だから私は、生徒たちに結構口うるさく言います。

・あいさつをする
・お礼を言う
・悪いことをしたら謝る
・人の話を聞く

当たり前のことばかりです。

そして、これも当たり前ですが、

勉強ができれば、こういうことをしなくていい、なんてルールはありません。




100点を取ったから、

「おはようございます」

を言わなくていいわけでもありません。

偏差値70だから、

「ありがとうございます」

が免除されるわけでもありません。

むしろ私は、

勉強ができる子ほど、こういうところまでちゃんとしてほしい

と思っています。




これは高校受験だけのお話でもありません。

金沢大学附属中学校や錦丘中学校など、中学受験でも面接などを伴う選抜があります。

大学入試も、一般選抜だけではありません。

推薦型、総合型など、学力試験だけでは測れない部分を見る入試があります。

だから、

「受験学年になったらちゃんとする」では遅いんですよね。




面接の前日に、

「今日から礼儀正しい人間になります!」

無理です(笑)。

あいさつも。

お礼も。

謝ることも。

人の話を聞くことも。

普段からやっているから、自然にできる。




昔、「塾は成績優秀なバカを量産するところ」なんて言われていた時代があったそうです。

なかなか強烈な言葉です(^^;)

でも、私はそんな塾にはしたくありません。




数学ができる。

英語ができる。

難しい問題も解ける。

それはもちろん素晴らしい。




でも、

先生に会ったら、

「こんにちは。」

何かしてもらったら、

「ありがとうございます。」

迷惑をかけたら、

「ごめんなさい。」

こっちもできた方が、もっと素晴らしい。




だからONE進学塾では、これからも言います。

勉強しろ。

あいさつしろ。

お礼を言え。

悪かったら謝れ。

…………。

うるさい塾長ですね(笑)。

でも、まあいいでしょう。

テストの点数だけではなく、

「ありがとう」をちゃんと言える人間になってほしいので。

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