金沢市の多くの中学校では、
昨日までに夏休み明けの実力テストが行われました。
中学生の皆さん、お疲れ様でした。
ただ、特に中3受験生には言いたい。
あまり結果を気にし過ぎないで。
というのも、
中3の夏休み明けに行われる実力テストは、難しいことが多いからです。
では、なぜ難しいのか。
ちょっと生徒側と学校の先生側、両方から考えてみましょう。
中3生は受験生です。
夏休みから塾に通い始めた子も多いでしょう。
中には、この夏初めて塾に通った子もいるかもしれません。
そして約1か月間。
とても頑張ったことでしょう。
もしかしたら、
今までの人生で一番勉強した夏休み
だった子もいるかもしれません。
それだけ頑張ったのですから、
「成績は上がっていてほしい。」
いや、
「絶対に上がっているはず!」
そう思って実力テストを受けた中3生も多いでしょう。
ところが。
返ってきた点数を見ると、
「あれ……?」
思っていたほど取れていない。
あるいは、
「夏休み前と変わってないんだけど……。」
そして、
「あんなに頑張ったのに……。」
となる。
分かります。
でも、ここでヤル気をなくさないでください。
一方、学校の先生の立場になって考えてみます。
中3は、ここから本格的な受験期に入ります。
高校入試まで、まだ半年ほどあります。
夏休みに頑張ったからといって、
「よく頑張ったねー。もう大丈夫だよー。」
では困ります。
9月からも勉強を続けてもらわなければいけません。
だから夏休み明けの実力テストには、
「夏休みに頑張っただけでは、まだ足りないぞ。」
「受験勉強はここからだぞ。」
そんな厳しさが込められていることもあるのではないか、と私は思っています。
だから問題も難しい。
採点も厳しい。
学校の先生、鬼になります。
でも、それは受験生を苦しめたいからではないでしょう。
むしろ、
「ここで気を緩めるな。」
「まだまだ伸びるから、勉強を続けろ。」
そんな思いがあるのではないでしょうか。
だから私は、難しい実力テストを作る先生を見ると、
「この先生、いい先生なんだろうなー。」
と思います。
……まあ、本当に意地悪なだけの先生もいるかもしれませんが(^^;)
それはさておき。
大切なのは、
点数を見て落ち込むことではありません。
そのテストを、これからどう使うかです。
特に中3生。
まずは、実力テストの復習をしましょう。
学校の先生が時間をかけて作った、渾身のテストです。
ちなみに、私は金大附属中学3年生の今回のテスト内容を確認しました。
難易度。
採点基準。
どちらも厳しい。
なかなか、えげつない。
でも逆に考えれば、
このレベルをきちんと復習して突破できるようになれば、相当な力になります。
だから、点数だけ見て一喜一憂して終わらせるのは、もったいない。
では、どう復習するのか。
まず、間違えた問題をノートにまとめましょう。
大切なのは、
「自分が何を間違えたのか」が、あとからすぐ分かる状態にしておくこと。
私はこれを、
バツをコレクションする
と考えています。
勉強というのは結局、
バツをマルに変える作業
です。
だったら、自分のバツがどこにあるのか分からなければ始まりません。
間違えた問題。
知らなかった知識。
できなかった解き方。
それらをノートに集める。
そして、そのノートを繰り返し見る。
1回見て終わりではありません。
2回。
3回。
できれば、解き方を覚えてしまうまで。
バツを集めて、マルに変える。
これを続けてください。
夏休み、頑張った。
でも、実力テストの点数が思ったほど上がらなかった。
大丈夫です。
夏休みに頑張った成果が、9月最初のテストですべて出るわけではありません。
ここで勉強をやめてしまうのが、一番もったいない。
運動会の準備などで忙しい中学校も多いでしょう。
それでも少しずつ続けましょう。
金大附属中学の子たちは、もう運動会も終わっていますね。
では……早い時間から頑張りましょうか(笑)。
夏休みは終わりました。
でも、受験勉強は、ここからですよ。



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