「中学校別合格者数」
なるものが北國新聞で公開されていました。
「〇〇中学から泉丘高校へ△名合格」
みたいなものが一覧に掲載されるのです。
その中で、金大附属中学から泉丘高校への合格が
合格者数22人で3位(昨年8位)
進学率13.9%で2位(昨年9位)
と大きく数値を伸ばしているのです。
伸びた理由はいたってシンプル
この理由について、色々考察する人がいます。
まぁ私もその1人なのですが・・・・・
・金大附属高校への内部進学が減少した
・泉丘高校の人気が急上昇している
という理由を述べ、挙句、
・金大附属高校の人気が低下した
なんていう、飛躍した意見を述べる人もいるそうです。
そんな理由だけではありません。
理由はいたってシンプルです。
泉丘高校への合格者数が2026年に多かったのは、
去年の金大附属中学3年生が非常に賢かったからです。
超シンプルな理由です。
泉丘高校への合格者数推移から考察する
2020年:16人
2021年:15人
2022年:12人
2023年:11人
2024年:15人
2025年:14人
2026年:22人←NEW
過去7年間で20人を超えたのは2026年だけ。
2026年の1年だけ急に泉丘人気が上昇した?
そんなことないですよね?
泉丘高校人気が上がっているのは確かです。
「何が何でも金大附属高校に!」
という金大附属中学の保護者は、確かに減りました。
「部活も多い泉丘高校のほうが魅力的」
と話す金大附属中学生も増えてきたことは事実です。
でも、この傾向は5年以上前からです。
なのに2026年だけ増えるのはおかしいですよね。
去年の中3が賢かったというのが理由なのです。
二水高校・桜丘高校への合格者数推移から考察する
次に、「金大附属高校人気の低下」という見方についても考えてみます。
金大附属中学から二水高校への合格者数推移が
2020年:12人
2021年:17人
2022年:18人(7位)
2023年:12人(13位)
2024年:16人(6位)
2025年:15人(10位)
2026年:10人(18位)←NEW
と、危うく合格者数が一桁になるところでした。
桜丘高校合格者数の推移にいたっては、
2020年:1人
2021年:1人
2022年:2人(30位)
2023年:4人(24位)
2024年:1人(35位)
2025年:2人(30位)
2026年:0人(ランク外)←NEW
と、2020年代で初のゼロです。
もし金大附属高校の人気が低下しているのなら、
二水も桜丘も数値が伸びているはずです。
少なくとも例年通りくらいの数値になります。
しかし、軒並み減少しています。
だから「内部進学の減少」から「金大附属高校の人気低下」
に論を展開するのは的外れなのです。
そんなに去年の金大附属中学3年生は賢かったの?
はい、本当に賢かった。
中3の4月実力テストでは、平均点が407点。
3年生の実力テストで平均400点超えは、ほぼ見ない数字です。
(詳しくはこちら)
さらに中2時の1月実力テストもすごい。
平均400点超えは当たり前。
数学の平均点にいたっては92点でした。
平均点ですよ、平均点!
(詳しくはこちら)
例年の金大附属中学であれば、
中3の4月実力テストの平均は360~380点前後、
中2の1月実力テストの平均は370~390点前後です。
それと比べると、去年の学年がいかに高いレベルだったか分かります。
私は、泉丘高校への進学者が22人まで増えた最大の理由は、ここにあると思っています。
まとめです
というわけで、
2026年の「金大附属中学から泉丘高校22人」という結果は、
泉丘高校人気の急上昇でも、
金大附属高校人気の急落でもなく、
単純に去年の金大附属中学3年生が非常に優秀だったことが最大の理由だと私は考えています。
数字だけを見ると色々な解釈ができます。
でも、現場で生徒たちを見ていた立場からすると、
「ああ、この学年なら納得だな」
というのが正直な感想です。
来年以降の受験生のみなさん。
「今は金大附属高校人気が下がったから入りやすい」
などとはゆめゆめ思わないことです(^^;)
受験はそんなに甘くありません。
コツコツ勉強していきましょう。

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