【金沢大学附属中学】3年生実力テスト分析 ~金沢大学附属高校・泉丘高校合格ラインは?~

金沢大学附属高校受験

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。

金沢大学附属中学3年生の実力テスト、

グラフが出ましたね。

今日はそのグラフをもとに合否判定をしていきます。



平均点

国語:68点
社会:56点
数学:62点
理科:68点
英語:65点
合計:318点


人数分布
400点以上:16人
350~399点:41人(57人)
300~349点:50人(107人)
250~299点:23人(130人)
200~249点:15人(145人)
200点未満:10人(155人)



分析

内部推薦合格ライン=35位
金大附属中学から金大附属高校への推薦合格者は35人です。ですから単純に校内35位以内に入れば推薦合格が見えてきます。ただ、金大附属高校受験は内申書をかなり見られます。授業態度の悪い子が、校内10位前後取っていたにもかかわらず、推薦不合格だった(一般入試も)という事例が過去にありました。ですから35位以内でないと無理、という訳ではありません。それよりも、学校の生活態度など、気を付けてください。

校内35位=375.8点



内部推薦合格ライン=50位
上記の理由に加え、県外私立高校受験や泉丘高校理数科受験をする子が金大附属中学生上位者で増えているので、35位以内でないと推薦不可能ということはありません。過去の事例から見ると、校内50位以内であれば、ギリギリですが希望はあります。ですが、内申書重視なので何があるか分かりませんので、点数がこの層の場合は一般入試の対策も絶対にしておきましょう。

校内50位=357.5点



一般入試合格ライン=60位
金大附属中学からの内部進学者数(推薦+一般)は、60~70人です。最低でも60人は進学し、残り合格者枠10人に関しては、公立中学からの受験生と席を奪い合うことになります。その席が金大附属中学生だけで埋まることもあるので、そうなれば70人が進学します。ですからまずは校内60位以内に入ることが大切になってきます。

校内60位=347点



一般入試限度ライン=70位
上の項の通り、金大附属中学からの内部進学者数の最大値は、規約上は70人までです(なぜか超えている年度もありますが…)。ですから校内70位以内に入っていないと危険信号です。

校内70位=337点



中央値=80位=泉丘高校合格ライン
2023年度の金大附属中学から泉丘高校への合格者数は11人。毎年10人少々という数値です。金大附属高校への進学者数を70人と仮定すると、それに10人を加えた校内80位以内が泉丘高校合格ラインといえます。実際はもう少し高いと予想されますが、不確定要素も多いので一旦80位とします。

80位=327点



平均点=89位=泉丘高校ギリギリ
毎年、平均点=90位前後ですが、今回もそれが当てはまりました。ですから今年度の中学3年生は例年並みの分布と予想できます。それはつまり、過去のデータを基にして書いている今回の分析記事は信憑性が高いのかな、ということでもあります。

89位=平均点318点



一般入試ギリギリ=95位=二水高校合格ライン
過去に、金大附属中学校内100位を超えても一般入試で合格した子がいましたが、かなりのレアケースです。100位以内とも考えましたが、よりデータの精査性を求めた結果、校内95位以内としました。しかし今後の努力次第では95位を超えても可能性はありますので、諦めず不断の努力を!

二水高校視点で見ると、金大附属中学から二水高校への進学者数は例年15人ほど(2023年度は12人と少なめ)。金大附属高校の70人に、先の泉丘高校10人そして今回の15人を足し、95位以内であれば二水高校は十分に合格圏です。

95位=312点



二水高校ギリギリ=100位
100位=307点





以上です。

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