「いつも通り」のレベルを上げる

塾長の指導観

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。





中学3年生、統一テストが近づいていますね?

テスト前日とか、塾では先生たちが

「がんばれ!」

「120%の実力を出してこい!!」

と発破をかけることが多いかと思います。





私は、あまりこの類の言葉を生徒には言いません。

逆に生徒に言うのは





「いつも通りにやっておいで」





です。

多く演習してきたのなら、それらの演習問題からテストは出るでしょう。

反復してしっかり復習しているのなら、本番でも解けるでしょう。

いつも高いレベルで努力しているのなら、大丈夫です。

いつも通り臨むだけです。





また、「いつも通りでいいんだ」と思えるとリラックスできます

「頑張れ!」と言われると、私の場合は肩に力が入ってしまいます。

なので私は、テスト前日に「頑張ってこい!」と言いたくないのです。

お子さんはどうですか?

肩の力を抜いてリラックスしてテストを受ければ凡ミスも減ると思うのですが、いかがでしょう。





ですから、教室の子たち全員が「いつも通りに」と思えるよう、教室における普段の努力レベルを上げることが一番大切であると私は考えます。

頑張るのは当日ではありません、普段からです。

今日も全員、黙々と、そして勉強話で時々談笑し、頑張っています。

それもこれも、テスト前日に「いつも通り行ってこいよ」と生徒に伝えるためです。





いつも頑張っている子は、テスト当日に頑張らなくてもいいのです。

いつも通りでいいのです。

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