金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。
このお話はシリーズになるかもしれません。
なぜなら、中学生の数学を見ていて、
小学生の算数に起因する点がとても多いからです。
本日は、その多い点の1つを紹介します。
まず、中学受験レベル算数【基本編】くらいは勉強しておきましょう。
というのは、高校入試数学の問題に、
中学受験で頻出の問題の類題がよく出るからです。
毎年出る代表的なものに、大問2があります。
そう、規則性の問題です。
大問2は、数字の規則性問題がほぼ毎年出ます。
数字の規則性とは、例えばマッチ棒で正方形を作って横につなげていき、正方形がn個できたときにマッチ棒は何本使われたか、みたいな問題です。
そう、いわゆる等差数列で、大問2にもよく出ますし、
中学受験においては超頻出問題の一つです。
中学受験を勉強していると「植木算」の思考で簡単に解くことができます。
細かいところを言い出したらキリがありませんが、
相似なんかもそうですよね。
学校では習いませんが、中学受験には当たり前に出てきます。
相似は中3の11月くらいに倣う単元で、
内申書に入る最後の定期テストの単元でもあります。
そしてもちろん、大問7の平面図形や大問8の空間図形で
ばんばん出てきます。
以上より、中学受験算数を勉強しておいた方が
高校受験数学においても得です。
最後に。
上の赤文字のところの一部に【基礎編】という部分に
黄色のマーカーも引きました。
もちろん重要なので引いたのですが、これはつまり、
【応用編】(問題集によっては【標準編】)には絶対に手を出さないでね
ということでもあります。
小学生の受験ということで、舐めている人が多いです。
が、中学受験の応用編レベルになると、
高校受験など足元にも及ばない高難易度の問題が増えます。
書店で「中学受験 応用編」みたいなタイトルの問題集を見てみてください。
「小学生がこんなの解くの!?」と驚かれるでしょう。
【基礎編】で本当に十分です。
【基礎編】ですら教科書よりはるかに難しいですので・・・
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