教え合いの意義

塾長の指導観

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。





エビングハウスの忘却曲線、ってご存じですか?

覚えた知識は1日たてば8割以上忘れてしまうという脳の法則です。

よく、こんなことを言う塾の先生がいます。

「先週やったばかりなのに、もう忘れちゃったの!??」

1週間後どころか1日後に80%の記憶を消失するのが脳です。

1週間たてば、3%ほどしか残っていないでしょう。





脳はエビングハウスの忘却曲線に逆らえません。

ですから、的確な復習が必要となってきます。

けれど、そのタイミングだったり回数だったり、なかなか面倒くさい。

そこで「教え合い」なのです。

教えた知識は1日たっても8割が残る、という脳の法則があります。

そう、誰かに教えることで、記憶は脳により深く刻まれるのです。





なので、塾ではだれが一番賢くなっているのかといえば、先生です。

生徒の質問に答えれば答えるほど、先生が賢くなります。

ですから、生徒を賢くするには、教える役を生徒の任せるのが良いのです。





が、おそらくご想像の通り・・・

生徒が生徒に教える教室は、ワイワイガヤガヤになります。

中には勉強に関係ないおしゃべりを始める子たちも・・・

これはもう、ご想像通りです。

だから教え合いは、ONE進学塾みたいに小さい教室で塾長が直接見ている塾にしか出来ません。

生徒数が40名を超えたり、アルバイトの先生だったりしたら、おそらくはカオスになります。

小さい塾の特性を存分に使わせてもらおうかと思っています。





あ、ただですね。

教え合いの内容は、その途中またはその後に必ず私がチェックします。

全て任せっきりというのはいささか無責任ですからね。

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