「復習のタイミング」と書こうとしたのですが、「ふくしゅうのたいみんぐ」→「復讐のタイミング」と変換されました。漢字一文字違うだけで恐ろしいですね(^^;)
ということで、このお話の続きです。
テストで役立つ「長期記憶」にするには「反復」が必要だ
というお話でした。
では、どのタイミングや頻度で反復=復習すればいいのか。
直後?
次の日?
3日後?
1週間後?
ということで、色々調べてみました。
「記憶力を強くする(池谷裕二著 ブルーバックス)」より
1回目・・・1週間後
2回目・・・1回目の復習から2週間後
3回目・・・2回目の復習から1か月後
「最短で結果が出る超勉強法(庄司雅彦著 講談社)」より
1回目・・・翌々日
2回目・・・1週間後
「自宅学習の強化書(葉一著)」より
1回目・・・夕方
2回目・・・寝る前
3回目・・・次の日の朝
4回目・・・さらに翌日
「中学生からの勉強のやり方(清水章弘著 Discover)」より
1回目・・・その日のうち
2回目・・・翌日
3回目・・・週末
「トニー・ブサン 頭がよくなる本(トニー・ブサン著)」より
1回目・・・勉強した10分後に5分間
2回目・・・1日後に2~4分間
3回目・・・1週間後に2分間
4回目・・・1か月後
「脳が認める勉強法(ベネディクト・キャリー著)」より
1回目・・・1,2日後
2回目・・・1週間後
3回目・・・1か月後
※ポーランドの研究者ピョールド・ウォズニアックの説として紹介
などなど。
見事にバラバラです。
人によって頻度もタイミングも違うと思います。
なので、最大公約数的にまとめると、おそくとも
1回目・・・翌日までに
2回目・・・1週間以内に
3回目・・・2週間以内に
4回目・・・1ヶ月以内に
という形が一番理想なのかな、と思います。
前回もお話でも書いた通り、接触率を上げることが目的です。
でないと、記憶は海馬から大脳皮質に送られません。
結果、長期記憶になることができません。
3~4回は少なくとも復習してほしいと思います。
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