「見直しなさい」と言ってもダメです

勉強法

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。





「見直しなさい!」

先生や親御さんがお子さんによく言うであろう言葉です。

テストが終わった後。

宿題が終わった後。

「見直しなさい!」とよく言いますよね?

でも・・・・・・





間違いがなかなかゼロにならない。





計算間違いもあるわ。

書き間違いもあるわ。

問題の読み間違いもあるわ。

「もーーー!あれだけ見直しをしなさいって言ったのに!!」

・・・・・ありますよね?このような感じのご経験。





ここで、現場からのお話です。





お子さんは、見直しているのです。

でも、問題用紙と解答用紙(または解答欄やノート)に書いてあることを目で追いかけているだけなことが多いのです。

確かに「見て」はいます。

が、これでは間違いゼロにするのは難しいですよね。

そうなんです。

見直しのやり方や目的を分かっていない子が多いのです。





見直すとは、を算数や数学のテストの例で書くと、





・問題用紙の余白にもう一度解き直して、同じ答えになるか確認する

・問題用紙に書かれている答えと答案用紙に書いた答えが同じかチェックする

・設問で問われていることに○印をつけ、正しく答えられているか答案用紙を見て確認する

・これらの行動を、全て正解の自信が確信に変わるまで繰り返す





などでしょうか。

定義を決め、具体的に示さないと子どもは行動しません。

これと似たようなケースで

「丁寧に読みなさい」

「復習しておきなさい」

などがあります。もちろん、この言葉だけでは子どもは行動しません。

丁寧に読むとは?復習するとは?

曖昧な言葉では行動をとってくれないのです。

ゆえに、「見直しなさい」という言葉だけでは間違いがゼロにならないのです。





ということで。

今日テストした小4の子には「見直しとは何か?」をみっっっっっっっちり教え込んでおきましたので。

なので満点になりましたね。

そこはプロにお任せください。

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