実体験と中学受験

金沢大学附属中学受験

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。





私がこの塾を作るずっと前の子のお話です。

小5の金沢大学附属中学受験クラスを担当していました。

社会の授業の時でした。





社会の知識って、いまいち実感しにくいものです。

生徒たちに興味を持ってもらうために、色々とお話をしました。

が、そのお話に対して、

「あ、それ、知ってる知ってる!」と興味を示す子と、

「え?それ何の話かさっぱりなんですけれど・・・」とチンプンカンプンな子と、

2つにくっきり分かれてしまいました。





小5、11歳にしてここまでの差が生まれるのか!





当時の私には衝撃でした。

分からない子は、自分の住んでいる隣の県の話になるとすでに分からない。

分からないけれど必要だから、無理やり覚えようとする。

でも、何も知らない子にとってはそれらは単なる記号の羅列。

だから、なかなか頭に入らない・・・





分かっている子は、別の県の話も理解できる。

保護者の方からお話を伺ってみると、

分かっている子は実体験が多いことが分かりました。

だから、別の県の話を聞いても、自分の実体験と結び付けられ、理解も深まり、暗記も速い。





実際にやったことがある、

行ったことがある、

話を聞いたことがある、

という体験が多いのが「実体験の多い子」です。





そういうのは保護者がさせるしかないのですから、

結局、保護者のかかわり方次第だったということでしょう。

中学受験は親の受験」と言われるのはそういった面があるからなのでしょうね。





明日からの3連休。

中学受験生は受験勉強の休憩がてら、ちょっとドライブで小旅行もいいのでは?

小4・5の中学受験予定生はぜひ(特に県外)お出かけをお勧めします。

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