いよいよ「受験生としての1年」が
本格的に始まろうとしていますね。
その最初の大きな節目が
「第1回石川県総合模試」 です。
この模試を通して何がわかるのか?
なぜこの時期に模試を受けるのか?
そして、ここからどう受験勉強に向かっていけばいいのか。
第1回総合模試の平均点と各高校合格ライン
まず、第1回の過去の平均点と各高校平均点を
3年分見てみましょう。
下をご覧いただけると分かりますが、大体
泉丘理数:平均点+120点
金大附属:平均点+95点
泉丘普通:平均点+90点
二水 :平均点+45点
ほどになっています。
では、縦長の資料ですが、ご覧ください・・・
2024年平均点
英語:50.6点
数学:34.5点
国語:59.1点
理科:43.8点
社会:43.2点
合計:230.5点
高校学科別志望者平均点トップ10
1)泉丘理数:351点
2)金大附属:316点
3)小松理数:313点
4)泉丘普通:313点
5)二水 :270点
6)小松普通:266点
7)七尾普通:260点
8)桜丘 :234点
9)石川高専:232点~286点
10)錦丘 :211点
2023年平均点
英語:49.0点
数学:44.7点
国語:59.0点
理科:43.0点
社会:52.8点
合計:246.3点
高校学科別志望者平均点トップ10
1)泉丘理数:370点
2)金大附属:347点
3)小松理数:343点
4)泉丘普通:331点
5)二水 :282点
6)小松普通:282点
7)七尾普通:264点
8)石川高専:264点~279点
9)桜丘 :252点
10)錦丘 :230点
2022年
英語:平均点 50.9点
数学:平均点 45.9点
国語:平均点 51.3点
理科:平均点 51.8点
社会:平均点 46.4点
合計:平均点 245.3点
高校学科別志望者平均点トップ10
1)泉丘理数:368点
2)小松理数:352点
3)金大附属:339点
4)泉丘普通:335点
5)小松普通:292点
6)二水 :289点
7)七尾理数:288点
8)七尾普通:275点
9)石川高専:302点~251点
10)桜丘 :252点
第1回は中1・2内容と範囲が広くない分、
比較的点が取りやすい模試とも言えます。
しかし、それでも平均点は250点に届かない。
つまり、多くの生徒が
「まだ本気で対策していない段階」
で臨んでいることが分かります。
保護者の皆さまへ:今、大切にしてほしいこと
「まだ夏休み前なのに模試なんて…」
と感じる方もいるかもしれません。
ですが、この第1回模試は、
受験のスタートを実感させる貴重な機会です。
点数だけに一喜一憂する必要はありません。
それよりも、模試の結果から
・どの教科に弱点があるか
・時間配分に問題はなかったか
・どれくらいの順位・偏差値にいるのか
・志望校との差はどれくらいあるのか
などを見つめ直すことで、今後の勉強方針が明確になります。
模試の目的は「現時点での成績を測る」だけではありません。
むしろ、自分を知り、計画を立て、実行する
というサイクルを回す始めの一歩こそがこの模試なのです。
模試の結果に対して「良かった」「悪かった」だけでなく、
「これから何をすべきか?」
を一緒に考えてあげてください。
もちろん、教室でも一緒に考えますよ。
最後に:模試の活かし方こそが、受験勉強のカギ!
模試は、結果が返ってきてからが本番です。
・どの問題ができなかったか
・何が原因でミスしたのか
・ケアレスミスか?理解不足か?演習不足か?
これを分析して、夏休みの勉強に活かす。
夏休み以降も、この「分析と改善」のサイクル
を繰り返すことが何よりも重要です。
逆に、点数だけ見て一喜一憂しているだけでは、
模試を受けた費用と時間が無駄になります。
見直しノートを用意しておきましょうね。
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