【手記】金沢大学附属高校推薦合格の子のお母さんから

金沢大学附属高校受験

こちらで紹介した子のお母さんからも手記をいただきました。

ブログをご覧の保護者の方にとっても参考になる内容かと思います。

ぜひご覧ください。





【金沢大学附属高校推薦合格の子のお母さん】

高校受験は長くて苦しい戦いでした。

私が、受験に限らず息子の中学校生活で大切にしていたことは、「当たり前のことをおろそかにしないこと」「息子の気持ちに寄り添うこと」でした。

「当たり前のことをおろそかにしないこと」は、基本を大事にすることが、毎日できる努力で、大切なことだと思ったからです。小さなことですが、遅刻しないよう規則正しい生活をするよう伝えてきました。勉強だけしていればよしではなく、片付けなどのごく当たり前のこともしっかりするよう伝えてきました。勉強することが特別すごいことでであるという雰囲気は出さないようにしていました。また、提出物においても、定期的に確認し、必ず出すように伝えていました。

勉強面では、中学受験で算数に苦戦していた息子は、やはり高校受験も数学に苦戦していました。そのため、冬休みは一度基本に戻り、参考書の例題をひたすら解くように、早朝、寝る前に時間をお互い作り、息子に付き合いました。

「息子の気持ちに寄り添うこと」は、塾の帰宅時はいつもよりも話してくれる時間でしたので、10分程度の時間ではありましたが、その時間を大切にしました。息子は比較的いろいろ話してくれる性格です。その中でも、息子の悩んでいること、不安に思っていること、その気持ちにアドバイスできることは少なかったですが、その時の息子の気持ちに寄り添うようにしました。それが良かったか悪かったかは分かりませんが、合格通知を見た時の息子からの第一声は、私達夫婦、二人の妹に「ありがとう。」でした。それを聞いた時に、毎日の積み重ね、一日一日目標に向かって取り組むことは無駄ではなかったと感じました。努力したのは息子ですが、家族で乗り越えたと感じました。

そして、何より息子の支えになったのは、塾でいっしょに頑張っている友達、そして、いつもアドバイスをしてくれ、励まし応援してくださった塾長の存在が大きかったと思います。誰よりも息子の気持ちに寄り添ってくださったと思います。本当にありがとうございました。





手記、ありがとうございます。

すごく重要なことが書かれていますね。

特に「子どもの気持ちに寄り添う」という点。





これ、言うのは容易いですが、実行は大変だと思います。

多くの子どもが大人に求めているのは、解決策ではありません、大人からの共感です。

それだけで子どもの心は落ち着き、本来の力を発揮できる。

こちらのお子さんが安心して勉強できた一番の要因だと私は思います。

私も見習わないといけないな、と改めて感じました。

ありがとうございます。

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