今回は、附属中学から附属高校に内部進学する場合のお話。
まぁご存知かもしれませんが・・・。
単元テストの点数は、思っているより見られていません。
実力テストの点数も同様。
1次推薦(12月のもの)。
360点ぐらいの子が不合格に。
一方、320点ぐらいの子が合格しています。
今年度に限らなければ、もっと大きい下剋上を見たことがあります。
450点でアウト、360点で合格、みたいな。
もちろん、300点未満とか低すぎる点数は論外ですよ。
でも、点数が高いからと言って合格になる訳ではないということは覚えておいてください。
じゃあ一体何で合否を決めるのか?
高校入試は、基本的に「内申点」と「本番のテストの点数」のマトリクスで決めます。
縦軸に内申点、横軸にテスト点を取り、右上のゾーンから合格させていく、という方式です。
本番のテストは、とにかく頑張ってください。
問題は、内申点です。
内申点はどうすれば上がるのか。
推薦受験は内申書でのみ決まります。
ですから、内申点が悪いと不合格になります。
内申点を上げるポイントは3つです。
・単元テストや実力テストの点数
・授業態度や生活態度
・提出物の評価
「ほら、やっぱりテストの点数じゃないか!」
そう思われたかもしれません。
伝えたいのは、点数「だけ」ではないということです。
3つで内申点を3等分しているイメージです。
いや、点数は3分の1も貰えていないかもしれません。
「ならテスト勉強しても意味ないってことですか??」
いえ、そうではありません。
点数もある程度は見られますからね。
点数からは普段の頑張りを見られています。
言い方を変えると、普段の頑張りを「点数」「態度」「提出物」で見られている、ということです。
附属中学の先生に失礼な態度を取っていませんか?
授業中、妨害したり机を叩いたりしている子もいると聞きますが、やばいですよ?
点数さえ良ければ何をしてもいい、と勘違いしていませんか?
附属中学の先生は、そんなに甘くないですよ?
そういうところ、しっかり見られていますからね。
ONE進学塾は礼節も重んじているのはそういう訳です。
あいさつ、話を聞く姿勢、勉強姿勢、等々・・・
口うるさくて申し訳ないのですが、大事です。
内申点もそうですが、人間としても大事ですよね。
点数だけではない、ということを覚えておいてほしいのと同時に、点数の悪い時があっても他の場面で取り戻せるということも覚えておいてください。
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