金沢市寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。
今回は総合について書きます。
総合とは、理科と社会の合体した科目です。
問題構成
B4の問題用紙で2~4ページ分。
理科社会の配分はほぼ半々です。
問題の傾向
とにかく記述問題ばかり。
理科社会の問題にありがちの
用語問題はほぼ出ません。
社会に関しては、
歴史はほぼ出ず、地理公民のみ
と考えてもいいでしょう。
平成19年度以降、歴史は3回しか
出ていません。
理科は、実験・考察の問題のみ。
用語や計算問題はほぼ出ません。
実験の結果がどうなるか、
そう考えた理由は何か、
など、考えて書かせる問題がとにかく多いです。
難易度
高いです。
知識の暗記量はもちろん、
その理解度の深さも必要で、
そのうえで記述力も必要です。
普通の理科社会のテストとは全く異なるので、過去問を見たこと無い子においては一番びっくりする科目でしょう。
対策
「理科と社会は暗記」
と言われますが、暗記だけではダメ。
その暗記した知識を使い、考え、
その結論を理路整然と記述する。
総合の対策には以上が必要です。
「では思考力よね!?暗記は意味なし!!」
ちょっと待ってください。
暗記した知識は「道具」です。
「道具」がないと思考できません。
暗記は、今までの受験では合格への「十分条件」でしたが、附属中学受験においては「必要条件」です。
知識暗記は最低限度求めらるものなのです。
なので、まずは暗記です。
暗記した後は、
用語をお子さんの言葉で説明させる
ということが対策となります。
あとは作文能力ですね。
作文能力がないと、記述できません。
国語で作文が出ない分、総合で作文能力が必要とされています。
なので、国語の作文、練習しましょう。
国語対策ではありませんが、総合対策になります。
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