アウトプット塾
なぜ塾に来るのか。「テストの点数が悪かったから」「受験が近いから」「もう中学生だから」と様々な理由があるでしょう。そして最終的には「点数を上げる」「志望校に合格する」という目的を達成するためだと思います。
そのために塾は何をするべきなのか。結論から書くと、アウトプットの場を提供することが塾の役目だと私は考えています。
インプットが不要だとは思っていません。インプットは知識の伝授なので絶対に必要です。ですがインプットは学校の授業でしてくれます。でも「学校の授業だけでは足りない」という話も聞きます。ところで、何が足りないのでしょう?
もし「学校の授業だけでは理解できない」のであれば、残念ながら上位校には向いていません。上位校を受ける子であれば、学校の授業だけで理解できるはずです。ですから「理解できない」は当てはまりません。
では何が足りないのか?「学校の授業だけでは練習量が足りない」のではないでしょうか。
学校には成績の良い子から悪い子まで色々な子がいて、成績の良い子に合わせて授業があるわけではありません。むしろ成績の悪い子に合わせた授業が多いと思います。学校の性質上、やむを得ないことです。ですから新しく習ったことを練習して身につける、またはそれを元にして応用問題の練習をする等の練習は足りていない可能性はあります。
ですから「学校で習う→塾で練習を積む」です。ONE進学塾で思う存分練習を積めるよう、大量演習できる環境を用意しております。同時に、練習したことを定着させるために反復演習も指示します。インプットは学校にお任せし、ONE進学塾はアウトプットに専念し、お子さんの成績アップと合格を目指します。
※上は東大受験漫画「ドラゴン桜」の1コマです。3:7の理論は、コロンビア大学の研究でも明らかになっている有名な説です。
コツコツ塾
勉強はコツコツやらないといけない、というお話はよく聞きますよね。そう思われる方も多いでしょう。私もそう思います。では、実際コツコツやれば何が良いのか。具体的にお話します。
例えば英単語暗記です。英語の指導要領改訂により、お子さんは中3卒業までに覚えるべき英単語の数が1300語から2500語に増えました。ほぼ倍増です。ですからお子さんの負担も倍です。大変ですよね。
しかし1日5語ずつ覚えていけば500日で2500語を全部覚え終わります。つまり、中1の春から1日5語の英単語暗記を始めれば、高校受験レベルの英単語は中2の秋ごろにマスターできるのです。
1日5語暗記を、もし1500日続けたら。5語×1500日=7500語。7500語は東大合格レベルの語彙力です。中1春から開始すれば、高2の6月には東大合格レベルの語彙力が身につくのです。
2500語や7500語を一気にやろうとすると大変です。でも、1日5語なら5分で覚えられます。5分なら負担なく出来そうですよね?この5分を毎日コツコツ積み重ねればいいのです。
逆にコツコツ努力できないとどうなるか。
「昔神童、今凡人」「一発屋芸人」などという言葉があります。才能により、人は輝くことがあります。しかし才能とは生モノで、神様から授けられた賞味期限付きの幸運です。いつか腐り、朽ち果てます。
コツコツ努力せず才能に頼り続けた人は、過去の栄光に捕われ苦悩し、才能が燃え尽きた後、やがて朽ち果てます。でもコツコツ積み重ねて身に付けたことは簡単に朽ち果てないのです。
以上より、お子さんがコツコツ努力する場を提供するのも塾の使命だと思っています。ONE進学塾には大声で叱らないといけない生徒はいません。ですから安心して集中できる環境が整っています。その結果、多くのONE進学塾生がほぼ毎日、演習しに来ます。「頑張って努力する」ではなく「努力するのは当たり前」と努力をルーティン化できるよう、教室も日曜日以外は毎日開校しております。
一番主義・満点主義・難問大好き塾
「2番じゃダメですか?」と発言し世間を騒がせた政治家の方が過去にいましたが、勉強の上ではダメだと思います。2番を目指すということは1番を諦めることを意味しているからです。同じく「80点以上目指します」というのも、20点以内の失点を諦めていることになります。諦めながらの勉強はお子さんの成長に良くないと私は思います。
そして、難しい問題に対しても「解けな~い」「むり~!」と最初から諦める姿勢は良くないと思います。難しくても、とりあえず挑戦してみて、それでもダメなら答えを見て理解する、これでいいのです。が、最初から諦めて挑戦すらしないのは何の成長も得られません。
結果的に1番を取れなくてもいいのです、満点を取れなくてもいいのです、難問を解けなくてもいいのです。それよりも諦めずに挑む姿勢が何よりも大事だと私は信じております。
1位獲れ!満点取れ!いつも口酸っぱく声をかけています。算数難問も毎週月曜日に生徒全員に出題し、挑戦してもらっています。こういう空気の中に身を置き、お子さんが何に対しても挑む姿勢を身に付けてもらえたら、と思います。