金沢大学附属中学受験について

このページでは、日程・倍率・合格ライン・各科目の出題傾向・面接・体育実技まで、金大附属中学受験を目指す保護者の方とお子さんが知っておくべき情報をすべてまとめています。各テーマは個別記事にリンクしてあり、必要な情報にすぐアクセスできます。

各種日程と時間割

学力検査実施日
令和7年12月6日(土)

時間割
国語(100点)9:00~9:40
算数(100点)10:00~10:40
総合(100点)11:00~11:40
~~昼食~~ 11:50~12:50
体育実技・面接 13:00~

合格発表
12月11日(木)14:00~
合否通知サイトから本人宛に通知

追加合格
欠員が出た場合、令和8年2月中旬までに本人に通知

入試説明会
令和7年10月2日(木)15:00~(受付14:30~)
本校1階 柏樹ホールにて(予定)

金大附属中学の入試は例年12月と他の中学入試より早めに実施され、午前・午後に分かれた試験時間割となっています。受験生がベストな状態で臨めるよう、前日の準備や当日の流れを確認しておくことが大切です。なお、試験時間は1科目40分な点も注意です。

倍率・難易度・合格ライン

金沢大学附属中学校の入試は、募集人数約50名に対して志望者はおよそ150名と、毎年約3倍の高倍率です。非常に狭き門と言えます。

出題内容は教科書の範囲内に限られ、首都圏の難関私立中のような難問や奇問はありません。そのため、すべての難関中学向け問題集を解く必要はありませんが、教科書の内容を確実に理解し、応用問題にも対応できる力は求められます。

合格ラインは年度によって異なります。2020年以前は60~65点前後、2023年までは70点前後、2024年は63~65点が目安と予想されます。一般的には70%以上の得点で合格の可能性が高いですが、2019年には58点で合格した例もあり、調査書の評価も重要と考えられます。

各科目について(リンク集)

金大附属中学入試の各科目対策は、以下のリンク先で詳しく解説しています。このページでは簡単に説明します。家庭での学習や過去問演習の参考にしてください。

国語:読解力・記述力が重視される
   読解・記述・要約力を伸ばす勉強を
   詳しくはこちらから
算数:速さ・割合・図形などで応用力が試される
   速さ・割合・図形などの頻出分野攻略を
   詳しくはこちらから
総合:計算問題・地理・歴史・時事問題が中心
   計算問題・実験系問題への対応を
   地理・歴史・時事問題の学習を
   詳しくはこちらから

体育:ランニング・シャトルラン・三角ポール運動
   詳しくはこちらから
面接:詳しくはこちらから

金大附属中学の特徴

① 1学年160人・4クラス体制
1学年は160名で、4クラスに分かれます。人数的には大規模すぎず、ちょうどよい規模感です。附属小学校からの内部組(約110名)と、中学受験で入学する外部組(約50名)は、入学当初はやや距離がありますが、学校生活を共にする中で自然と打ち解け、最終的には学年全体が一体感を持つのが大きな特徴です。

② 宿題にレポート課題
特に数学・理科・社会ではレポート形式の宿題が課されます。たとえば「身近にある二次関数」や「黄金比について」など、調べてまとめる内容です。評価はS・A・Bなどの段階でつけられ、内申書にも影響します。これは附属中学ならではの取り組みであり、調べ学習や表現力を養う機会になります。

③ 学力レベルは市内でもトップクラス
金大附属中の生徒の学力は、金沢市内の公立中学と比べても非常に高い水準です。市内統一テストの平均点で、例年5教科合計が100〜120点ほど高いです。受験を突破したからといって安心せず、入学後も継続して努力する姿勢が欠かせません。

④ 個性的な先生と授業
先生方はユニークで個性的な方が多く、授業内容も一味違います。たとえば、明治時代のメイフラワー号事件について熱く語る先生や、作文の評価を「心が動いたかどうか」で決める先生など、印象的な授業に出会えるのも附属中学の魅力のひとつです。

その他、金大附属中学受験に関するページ

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