附属中学合格後も数学能力を伸ばす子とは

算数・数学の勉強法

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。





金沢大学附属中学受験。

合格すれば終わり、という受験ではありません。

なぜなら附属は中高一貫ではなく、3年後に再び受験があるからです。

合格に油断している子はあっという間に置いていかれます。

合格後も積極的に勉強する子でないと、金沢大学附属中学受験はお勧めしません。





こと数学においては。

附属中学の定期テスト(「単元テスト」と呼ばれます)の数学には難問が1つ2つ混ざって出題されます。

これらの数学難問に対し、附属中学生は

・1割・・・文句を言う

・3割・・・無反応

・6割・・・積極的に取り組む

という感じで分かれます(感覚的な部分ですが)。

積極的に取り組む6割も、「嬉々として取り組む」「鬼気迫る表情で取り組む」などまた細分化されますが・・・。

とにかく、積極的に取り組む層が6割います。

これは附属中学校の特徴だと思います。





5教科の中でも、特に数学です。

この特徴は附属高校や泉丘高校でも顕著ですね。

数学の難問解法について、休み時間に生徒同士が熱く討論する。

高校の進学校で顕著なこの特徴は、金沢大学附属中学にも見られます。

公立中学ではほぼ見られない特徴です。





もちろん、附属中学生全員がこうとは言いません。

・そういう子が多い

・そういう子は伸びる

ということです。

ですから、小学生の算数の頃から、難問に積極的に取り組む姿勢がないと、附属中学では伸びないだろうな、と思います。

消極的だと、文字通り「置いていかれる」ことになります。





4・5年生のうちに受験算数の基礎を終わらせ。

6年生になったら難問に積極的に取り組む。

そんな姿勢を身に付けた上で金沢大学附属中学受験に臨んで合格したら、附属中学の環境はお子さんにぴったり合い、お子さんは更なる成長を遂げます。

入試に出なくとも少し難し目の難問算数に、ですから挑みましょうね。

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