【金沢大学附属中学】3年生実力テスト分析 ~金沢大学附属高校・泉丘高校合格ラインは?~

金沢大学附属高校受験

金沢市の寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。

金沢大学附属中学3年生の実力テスト、

グラフが出ましたね。

今日はそのグラフをもとに合否判定をしていきます。





平均点と人数分布

国語:71点
社会:73点
数学:71点
理科:68点
英語:71点
合計356点

400点以上:43人
350~399点:50人
300~349点:32人
250~299点:12人
250点未満:14人





分析

内部推薦合格ライン=35位
35位=409.3点

金大附属中学から金大附属高校への推薦合格者は35人ですから、今の時点で校内35位以内に入れば推薦合格の確率は高まります。ただ、金大附属高校受験は内申書をかなり見られる上、県外受験や泉丘高校受験も昨今増えているので、実際の圏内はもう少し下がると思います。また、内申書も重視されます。年末も近いですが、まだ内申点は付けられているので注意してください。



内部推薦合格ギリギリ=50位
50位=392点

内申点が高い子以外は、このあたりが推薦合格の限界になります。逆に生徒会での活躍や、今回限定で点数の低かった子は、一般入試合格ライン②までに入っていれば評価は落とされないかと。統一テストが予想外の低い平均点だったので、相対評価の高まりから気が抜けた子もいたと思いますが、以降は気を抜かず。



一般入試合格ライン①=60位
60位=382点

金大附属中学からの内部進学者数(推薦+一般)は、60~70人です。最低でも60人は進学し、残り合格者枠10人に関しては、公立中学からの受験生と席を奪い合うことになります。その席が金大附属中学生だけで埋まることもあるので、そうなれば70人が進学します。ですからまずは校内60位以内に入ることが大切になってきます。下項の「平均点」でさらに追記します。



一般入試合格ライン②=70位
70位=372点

上記の通り、金大附属中学からの内部進学者数(推薦+一般)は60~70人とされていますが、なぜか70人を超えている年度もあります。ですから70位以内も合格ラインと言えます。一般入試合格を目指すのなら、今の時点でここに入っていてほしいです。下項の「平均点」でさらに追記します。



中央値=泉丘高校合格ライン=80位
80位=362点

2023年度の金大附属中学から泉丘高校への合格者数は11人。毎年10人少々という数値です。金大附属高校への進学者数を70人と仮定すると、それに10人を加えた校内80位以内が泉丘高校合格ラインといえます。不確定要素も多いですが、80位以内なら泉丘高校合格を十分狙えます。



平均点=泉丘高校ギリギリ
平均点356点=86位

毎年、平均点=90位前後なのですが、今回は順位が上がってしまいました。これは上位層が少なく、おそらく平均点前後に人数が集中したためと思われます。ですから、上項の「一般合格①②」で書いた60位と70位の予想点数に関しては、実際はもう少し(かなり?)低いかもしれません。



一般入試ギリギリ=95位=二水高校合格ライン
95位=345.9点

今の時点で95位以内に入れていないと、金大附属高校合格はかなり厳しいと言わざるを得ません。過去の生徒に、この時点で100位を超えていて、でも冬休みに猛烈に頑張って合格した、という子もいますが、レアケースです。

二水高校視点で見ると、金大附属中学から二水高校への進学者数は例年15人ほど(2023年度は12人と少なめ)。附属高校の70人に、先の泉丘高校10人そして今回の15人を足し、95位以内であれば二水高校は十分に合格圏です。





以上となります。

今回のテストは他の中学と合同で行われたテストです。

それらの中学から出るグラフにも興味があります。

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