石川県公立高校入試初日でした。
さっそく今日行われた3教科、見ていきます。
まだ明日も控えており、あまり時間が取れないのでザックリと見ていきます。
国語
大問1は漢字ですね。例年通り、読み4問、書き4問、計8問で配点も16点でしょう。いくつか少々難しいものも。
読み・・・「卸す」「氷塊」
書き・・・「イサんで試合に臨む」
漢字自体は簡単なのですが、普段あまり使わない言葉なので迷った子もいたかも?他は簡単。
大問2は物語文。問4に50字、問7に75字の記述問題が。石川県特有の長文記述ですね。文章内容は、部活内での生徒たちと顧問の先生の会話を中心とした、読みやすいお話。問1に漢字、問3にことわざと、文章問題に言葉の問題が数問あり。一方、文法はゼロ。
大問3は説明文。問3に40字、問4に30字、問5に60字、問7のXに50字と、怒涛の長文記述ラッシュ。書き易くはありましたが、ちょっと疲れますね。生物の進化についてのお話です。理科系の読み物が苦手という子にとっては難しいでしょうか。問2に対義語の問題。でも文法はゼロ。
長文2つを振り返り。記述が合計で305文字となり、300字を越えました。10字以内(大問2問2)、15字以内(大問3問7Y)を含めれば330字。これは大変です。解答作成は比較的し易かったのが救いですが・・・。あと、文法問題が絶滅しました。来年以降ゼロになるとは限りませんが、少なくなる傾向は以前から同様、継続していますね。
大問4は古文。「落栗物語」より。比較的新しい古典なので読み易かったのでは?ユーモアのあるお話ですし。もし意味がつかめなくても、問4の生徒同士の会話を通じて何となく理解できたのではないかと思います。
大問5は作文。「情けは人のためならず」ということわざについてのディベート形式です。ディベート式は、自分の立場をはっきり書くことさえできれば書き易い形式。
理科
大問1:小問集合
問1:神経や体の器官から。腕の曲げ伸ばしなど、基本問題。
問2:動物の体のつくり。草食・肉食動物の目。これも基本。
問3:岩石について。鉱物や火成岩の問題などこちらも基本。
問4:化学で水とエタノールの蒸留の問題。解きやすい。
問5:凸レンズ。像の名前と光の作図。よく見ますね。
問6:圧力の計算。(1)で引っかからなければ簡単です。
小問集合ですから1つ1つはそんなに難しくありません。基礎問題の反復、教科書の徹底で解けます。
大問2:オオカナダモと光合成
水にオオカナダモを入れ、その中に息を吹き込んで、日光の当たるビンと暗室に入れたビンで・・・というお決まりの問題。途中、セキツイ動物や栄養生殖の問題もありますが、どれも比較的簡単な印象です。
大問3:天気
5月の天気図と湿度・風速・風向のグラフを絡めた問題。この大問3が今年一番の難しさでは?天気が苦手な子は解きにくかったかもしれません。湿度のグラフの変化とか嫌だったでしょうね・・・
大問4:酸とアルカリ
水で湿らせた青色リトマス紙の上に、塩酸をしみこませた糸を置く定番の問題。定番ゆえに、イオンが得意な子には簡単に見えた問題ですが、苦手な子にとっては大変だったかと思います。
大問5:斜面に小球を転がす運動
これも定番です。斜面を転がっているときは加速し、平面に下りてくると等速直線運動になる、いつもの問題。大問4同様、運動とエネルギーが得意な子は簡単だったと思います。
全体的に、石川県総合模試(北國新聞文化センター主催)とほぼ同じと感じました。模試の復習をしっかりとしていれば、今回の入試は80点以上を十分狙えたかと思います。第1~8回の全部を受ける必要はありませんが、4回以上受験して、その上しっかり復習した子にとっては有利に働いたかと思います。
英語
大問1はリスニング。英作文の問題が消えました。英作が苦手な子にとっては福音ですね。逆に、一問一問、密度が詰まった感じもします。
大問2は長文内での並び替え問題。問1は並び替え、問2は短い英作文と例年通り。並び替えは「SVOOの文」「what to do の文」「後置修飾」と少し難しめですが、よく狙われる分野でもあります。
大問3は会話文。例によってチラシを見ながらの会話文です。問題構成はほぼ例年通りで、「あなたがエマさんなら」のなりきり英作文や、ラストの問7の、会話文に合うものを2つ選ぶ選択問題などお決まりですね。今年のは比較的読み易かった印象です。
大問4は長文。グラフを用いたプレゼンテーションも定番ですね。今回は旅行についてです。昨今日本で問題となっているオーバーツーリズムに絡めたのでしょうか?最後の問7の「美優さんの問いかけにあなたは何と答えますか」の英作文も毎年出ますね。
全体的にみると、ほぼ例年通り。英作文も「誰かになりきって」が2問。大問3のチラシ英会話、大問4のプレゼンテーション長文も毎年出ています。やはり英語も理科同様、石川県総合模試を受験して練習した子に有利だったと思います。加えて、英作文を学校や塾の先生に添削してもらっていた子はさらに有利になったかと思います。定番の形式なので、繰り返し練習すればちゃんと書けるようになる。石川県公立高校入試は、努力の積み重ねが結果に結びつきやすい出題なので、非常にいい問題だと私は思います。
以上、ザーッと見てみました。
英語のところでも書きましたが、非常にいい問題です。
受験生の努力を正しく測る入試だと思います。
明日の社会と数学の問題も楽しみです。
また明日も同じような時刻に2日目を更新予定です。
【2026年3月】石川県公立高校入試 1日目 国語・理科・英語についてザックリ見てみる 更新中・・・
泉丘高校受験
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