第4回石川県総合模試の平均点と各高校合格ライン
金沢市内の主な高校の合格ラインは
以下のようになっております。
泉丘理数:偏差値66 平均点+130点
金大附属:偏差値63 平均点+105点
泉丘普通:偏差値62 平均点+95点
二水 :偏差値56 平均点+50点
泉丘理数科がエグイです。
志望者は相当な覚悟で挑んでください。
次に、過去6年分の平均点と各高校平均点。
縦長なので、必要ない部分は飛ばしてください。
2024年(令和6年度)平均点
英語:50.7点
数学:39.5点
国語:55.3点
理科:52.7点
社会:49.6点
合計:247.7点
高校別志望者平均点トップ11
1)泉丘理数:381点
2)小松理数:356点
3)金大附属:354点
4)泉丘普通:346点
5)七尾理数:327点
6)小松普通:303点
7)二水 :295点
8)石川高専:275点~300点
9)桜丘 :270点
10)七尾普通:266点
11)錦丘 :239点
2023(令和5年度)年平均点
英語:51.9点
数学:48.6点
国語:54.6点
理科:57.5点
社会:62.8点
合計:275.0点
高校別志望者平均点トップ11
1)泉丘理数:408点
2)金大附属:378点
3)泉丘普通:373点
4)小松理数:356点
5)七尾理数:352点
6)二水 :327点
7)小松普通:323点
8)石川高専:299点~328点
9)桜丘 :296点
10)七尾普通:295点
11)錦丘 :261点
2022年(令和4年度)平均点
英語:53.0点
数学:40.4点
国語:48.4点
理科:56.9点
社会:55.7点
合計:254.1点
高校別志望者平均点トップ11
1)泉丘理数:385点
2)金大附属:367点
3)泉丘普通:349点
4)小松理数:347点
5)七尾理数:329点
6)小松普通:305点
7)二水 :301点
8)石川高専:282点~301点
9)桜丘 :272点
10)七尾普通:264点
11)錦丘 :250点
2021年(令和3年度)平均点
英語:63.4点
数学:46.4点
国語:48.4点
理科:56.6点
社会:52.7点
合計:267.2点
高校別志望者平均点トップ11
1)泉丘理数:382点
2)金大附属:372点
3)泉丘普通:359点
4)小松理数:352点
5)七尾理数:332点
6)二水 :310点
7)小松普通:306点
8)石川高専:303点~326点
9)桜丘 :287点
10)七尾普通:287点
11)錦丘 :252点
2020年(令和2年度)平均点
英語:56.0点
数学:53.6点
国語:43.6点
理科:53.9点
社会:50.2点
合計:257.0点
高校別志望者平均点トップ11
1)泉丘理数:374点
2)金大附属:369点
3)小松理数:343点
4)泉丘普通:349点
5)七尾理数:324点
6)小松普通:312点
7)二水 :304点
8)石川高専:282点~288点
9)桜丘 :275点
10)七尾普通:267点
11)錦丘 :247点
2019年(令和元年度)平均点
英語:56.4点
数学:42.1点
国語:59.3点
理科:49.6点
社会:58.0点
合計:265.2点
高校別志望者平均点トップ8
※泉丘・小松・七尾・高専は学科別ではなく平均です
1)附属:372点
2)泉丘:371点
3)小松:331点
4)二水:325点
5)高専:312点
6)七尾:296点
7)桜丘:293点
8)錦丘:266点
過去6年のデータが教えてくれる現実
過去6年の平均点を見ればわかります。
合計点は250点前後で推移。
泉丘理数の平均は毎年380点前後。
金大附属は360点台。
泉丘普通も340点台。
つまり350点を超えなければ金大附属・泉丘は遠いという現実です。
これが「データが語る真実」です。
受験は優しさではなく、冷徹な数字で決まる。
でも同時に、この数字は「努力で届くライン」でもあります。
平均点に対して1教科あたり+20点。
この20点をどう積み上げるか。
そこに「戦略」と「覚悟」が問われます。
間違いノートを作りなさい
この時期、成績を伸ばす子と止まる子の最大の違い。
それは「ミスへの取り組み方」にあります。
伸びる子は、間違いノートを作り、
「同じミスは二度としない!」
という熱意や執念を持って復習します。
止まる子は、間違えた問題を何となく見直すだけ。
間違いノートすらつくらない子も多いです。
熱量や執念、覚悟が全く違います。
間違いノート(例)
・問題番号/教科/単元
・自分の解答と正答
・誤った理由(読み間違い/計算ミス/知識不足)
・次回解くときの注意点
・3日後・1週間後に再挑戦:正答できたかどうか
金大附属・泉丘・二水を目指すなら、
もう「何となくの勉強」では通用しません。
「できなかった問題を、どう潰すか」
そう、「潰す」のです。
伸びる子は「出来るようになる」「克服する」などの言葉を使いません。
弱点は「潰す」のです。
この意識の差が、最終的に100点以上の差を生みます。
基礎的なことを徹底せよ
凡事徹底とはよく言います。
基礎の完成がされていない子は
応用問題を焦って解いても無駄です。
数学:大問1の計算問題は確実に満点を獲れるか
理社:用語問題に絶対の自信はあるか
英語:単語・文法は完成しているか
国語:漢字・古文など得点源の確保はできているか
以上の点に自信のない子。
あと5日あります。
基礎を改めて徹底し、完璧にしなさい。
最後に
もちろん、第4回の模試で合否は決まりません。
第4回、第5回と思うように結果が出ず、
それでも歯を食いしばって這い上がってきて、
泉丘高校に合格した例は、枚挙にいとまがありません。
これらの子たちに共通する点、それは
点数への執念です。
「弱点は間違いなく潰したか」
「基礎は完璧か」
これらの徹底的な努力を、第4回の前にも、第4・5回の後にも積み重ねていました。
ここから伸びる子の特徴を書きました。
だから、伸びたい子は自発的に上記のことに取り組んでほしい。
「親に、先生に言われたからやる」ではダメ。
執念が浅すぎる。
やらされている勉強では伸びませんよ。
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