金沢大学附属高校入試 数学を見てみました(2025年2月)

金沢大学附属高校受験

数学をざっくり見てみました。

うむ・・・・・

・・・・・・・かなり簡単???

小問集である大問1が一番難しいのではなかろうか?

なんか、普通の難易度でした。




大問1:小問集
(1)累乗と分数の計算
乗除計算で、指数が多くてややこしい。
(2)2次方程式の計算
普通の計算問題。
(3)平方根
ルート2025はいくつか。ルート(2025-45n)を整数にする最小のnは?2025の問題予想はこちらのブログで。予想的中!なのかな?
(4)確率
コインを投げて金額を決める問題。若干面倒くさい。
(5)四分位範囲




大問2:三角柱
断面図の直角三角形を使って、三平方や相似で線分の長さを求める問題と、それを使って三角錐の体積を求める問題。三角錐の体積が若干ややこしいけれど、他は基本的な問題と言えます。




大問3:円周角・平行四辺形・相似
三平方を使って線分を求める問題と、相似の証明は、とても簡単。相似を使って線分を求める3問目は少しややこしいけれど、難問までは行きません。




大問4:規則性の問題
中学受験の周期算。(2)の引っかけ問題以外は平易。レンガの個数と重さと金額、3つの数値を関連させている問題ですが、ややこしいものではないです。




大問5:水槽に水を入れる問題
水槽に直方体が入っていて、水面の高さの増加が一定ではない、というよくある問題。最後の問題以外は、附属中学受験対策に良いと思うくらいのレベル。




・・・と、全体を見た感想です。

大問4とか5とか、

「あれ?これでいいの?」

と思うほど平易で驚きました。

難問が1つもなく、近年では珍しい傾向でした。




なので、数学が苦手な子にとって有利な受験になるかも?

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