【問題】
九九の数字を全部足すと、いくつになりますか?
対象・・・小3~中3
今週末は私立高校入試!
そして来週は金沢大学附属高校入試!
大学入試はまさに真っ只中!!
ということで、2025年ですから2025にまつわる問題を。
・・・って書いたら、上の問題の答え、分かっちゃいますよね?(^^;)
なので以下では解き方を解説します。
まず、1の段を全部足してみます。
1×1+1×2+1×3+・・・+1×9
=1×(1+2+3+・・・+9)
=1×45
次に2の段。
2×1+2×2+2×3+・・・+2×9
=2×(1+2+3+・・・+9)
=2×45
3の段以降も、全て ○×45 になります。
つまりです。
九九の数字の和
=1×45+2×45+3×45+・・・+9×45
=(1+2+3+・・・+9)×45
=45×45
=2025
となります。
ここで1つ発見ですね。
2025=45の2乗
ということで、2025は何と平方数なのです。
平方数なので、もしかするとこんな問題も出るかも?
【問題】
2025の約数の個数は何個?
対象・・・小5~高3
大学受験で、どこかの私立で出ないかな?
でも大学入試としてはちょっと簡単かも?
根性で数えることもできますが、答えは15個です。
約数の考え方を深堀するという観点から、中学受験でも出るかもしれませんね。
2月から首都圏の私立中学入試が始まりますが、絶対どこかから出そうです。
平方数の約数の個数だけは奇数個(普通、約数の個数は偶数個)になるので、狙われやすいのです。
もう1個あります、2025。
(1の3乗)+(2の3乗)+・・・+(9の3乗)=2025
これを高校数学風に言うと、
Σ(シグマ)の k=1から9の kの3乗
ということになるので、大学受験でも出るかもですね!
※教室では、金大附属高校受験対策として、もう1つ数字の問題を出します。金曜日かな?よろしくお願いします。
コメント