この手記は、こちらの子のお母さんからいただいたものです。
中学受験は、高校受験や大学受験と異なり、
「親の受験」
とも言われています。
特に金大附属中学校の受験情報は少ないですから、
ご不安な受験生のお母さんも多いことでしょう。
受験生のお母さん。
ぜひご覧ください。
【金沢大学附属中学校合格のお母さん】
合格手記を書くにあたり振り返りますと、受験生の親としては良い手本にはならない親だったと思います。
焦りもあり、「また算数?次は国語も見てもらって」「日曜日(塾が休みの日)用の課題をもらったら?」など、随分干渉してしまいました。息子はそんな干渉をさらりと躱していましたが、もっと本人と塾を信頼してお任せするべきだったと思います。
幸い、塾は息子の性格に合ったようで、毎日楽しく通うことができ、大変感謝しております。元々学ぶことが好きな息子なので、特に毎週月曜日の「難問チャレンジ」は好奇心が刺激されたようです。
受験するにあたり、我が家が心がけていたことは、
「受験がすべてのような生活や価値観にならないこと」
ただし
「やるからには全力を尽くすこと」
です。
受験に合格してもしなくても、息子の価値は変わらないのだ、ということをいつも話し、結果によって傲慢になったり自己評価を下げたりすることがないように注意を払いました。
「やるからには全力を尽くす」という点では、干渉もしてしまいましたが、学習面だけでなく健康管理にも気を遣いました。ですが、いくら親や本人が気を付けていても体調は崩れる時は崩れます。入試三日前に四十度越えの発熱をして、最後は勉強どころではありませんでした。ですが本人は却って緊張せずに済んだと言っていました。親は最後までハラハラしましたが、直前の追い込みよりも日頃の積み重ねが大事だということを実感しました。
塾の先生の仰る通り、受験はひとつの通過点に過ぎないということを肝に銘じて、これをゴールとせず、引き続き学ぶ楽しさを感じながら歩んでいってほしいと思います。
すみません、算数させ過ぎていたかもしれません(^^;)
でも、楽しそうに算数を解くものだからつい・・・
そうそう。
手記にもありましたが、
>元々学ぶのが好き
という点、そう、この子、楽しそうに勉強するのです。
こういう姿勢を大切にする家庭環境が何より一番大切、と私は思います。
しかし、発熱時は私も焦りました。
お母さんからメールいただいた時、私、絶叫しましたよ(^^;)
でもそれが緊張を解くのですから、分かりません。
塞翁が馬、ですね。
中学数学の予習はもちろん進めますが、
英語、地理の予習もガンガン進めますね!
更に高いプリントの山を築いてもらいます。
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