国語の問題の解き方

勉強法

こんにちは、ONE進学塾国語科担当です。
5日はこく「ご」の日、ということで、毎月5日は私がブログを書いていきます。

本日は、国語の文章題への取り組み方について、少しお話しようと思います。

まず、いきなりですが、質問です。
国語の文章題において、より大切なのはどちらでしょう?

1、 本文をよく読む
2、 設問をよく読む

答えは、
2、 設問をよく読む
です。

ではなぜ、本文ではなく設問を読む必要があるのか。
その理由を説明していきます。

まず、前提として、国語のテストは答えを探すテストです。
答えを考えるテストではありません。
国語が苦手な子は、
「国語は答えがないから難しい!」
「考えないといけないから書けない!」
と思い込んでいる子が多いですが、そんなことはないのです。
答えはすべて、本文中に書かれています。
それを探して、書くのが国語です。

話を戻します。
今書いたように、答えはすべて本文中に書かれています。
ですが、本文はその他必要のない文もたくさん書いてあります。
答えを探すのにはヒントが必要ですね?
そう、そのヒントが書かれているのが設問なのです。

例えば。
「~とはどういうことか、答えなさい。」
のような問、見たことがあるはずです。
これだけでも立派なヒントです。
どういうこと、と聞かれているので、答えは~こと、で終わるはず。
なので、文章中の「~こと」をまずは探せばいいのです。

傍線部、文字数、問われ方、指定語句、あらゆるものがヒントになります。
問題をよく読まずに答えを探すなど、宝の地図も持たずに宝を探すようなものです。
孫悟空だって、ドラゴンレーダーなしにはドラゴンボールを見つけられませんし、麦わらのルフィだって、ポーネグリフがないとワンピースにたどり着けません。
それと同じです。
設問で得たヒントを頼りに本文を見て、答えを探していく。
それが、国語の文章題の取り組み方です。

国語に苦手意識を感じている子。
実力テストや模試で点数が取れない子
まずは、設問をじっくり読むところから始めましょう。

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