金沢市寺町・泉野エリアにあるONE進学塾、塾長です。
入試情報が乏しい金沢大学附属中学受験。
今回は算数の入試について書きます。
問題構成
B4サイズ縦で2ページ分。
1ページを左右2段に分けてあるので
合計4段分になります。
大問は6~10問。
問題の傾向
大問1は計算問題。
ほぼ毎年2問出題されます。
ややこしい分数計算が多いが、
ここで落とすと致命的です。
大問2以降は年度により変わります。
必出単元としては
「割合」「速さ」「平面図形(面積・角度・線分の長さ・対称図形など)」
あたりが挙げられます。
単位変換のひっかけが多いので注意です。
「割合」で野球の打率が出たことがあります。
広い知識・見識が求められています。
「比」「水槽に水やブロックを入れる問題」「規則性」あたりもよく出ます。
このあたりの単元は、難しくはないですが
ややこしい・手間がかかる問題が多いです。
早く処理する能力が求められるので、
普段の演習から経験値を溜めましょう。
中学受験特有の難問奇問は出ません。
難易度
高くはありません。
教科書レベルです。
が、手間がかかる問題が多いです。
その結果、難易度を高いと感じるかも?
処理スピードが求められます。
対策
上で何度か書きましたが、
とにかく処理スピードが必要です。
ですから、普段の勉強においては
解法が「分かった」では足りません。
繰り返し解いてみて、「出来た」の状態
にする段階のもう一歩先。
「瞬殺で出来た」と納得できるまで
繰り返し繰り返し演習してください。
あと、中学受験特有の難問奇問は出ない
と上に書きました。
が、中学受験特有の特殊算や裏技は知っておくと便利です。
具体的にいくつか挙げますと、
「つるかめ算」「植木算」「旅人算」「流水算」「通過算」「相当算」「差集め算」「ニュートン算」「等差数列」「0.57」などです。
0.57を使った問題は以前出ました。
裏技などを使わない解き方を理解した上で、
答え合わせで裏技を使うと便利です。
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