向いている?向いていない?金沢大学附属中学受験に向いている子とは

金沢大学附属中学受験

金沢市算数数学塾のONE進学塾、塾長です。

突然ですが「法隆寺」って知っていますか?

歴史の授業で出てきましたよね。

さて、普通、学校で「法隆寺」について

どのようなことを学ぶのでしょうか?







・聖徳太子が建てた(607年)

・世界最古の木造建築物

・仏教文化である飛鳥文化の象徴

・奈良県にある


くらいでしょうね。

高校入試にもよく出てきます。

しかし、金沢大学附属中学の授業はどうか。

・法隆寺の柱は中央部が膨らんでいる

・この建築様式を「エンタシス」という

・この様式はギリシャのパルテノン神殿にもみられる


ここまで授業でやったりもします。

柱の形とか知らんがな…と思ったことでしょう。







金沢大学附属中学の授業は

横道に逸れまくる

という授業スタイルです。

社会だけに限らず、他の科目も。

教科書や受験を完全無視です。

こういう授業を楽しめる子が

金沢大学附属中学で伸びると言えます。

つまり、

知的好奇心の高い子が伸びやすい

ということです。







逆に、

合格への最短距離

合理的な勉強法


を求める子には向いていません。

(「エンタシス」についての学習なんて、合格においては非合理的の何物でもないですよね)







円周率100桁を覚えようとする子

化学の元素記号を全部暗記する子

やたらポケモンに詳しい子

ウルトラマンマニア

のような、一見どうでもいいことに対して

一生懸命に取り組む子


が金沢大学附属中学に向く子です。

(ちなみに上の3つは附属中学→附属高校→東大に行った実際の私の生徒で、一番下のは東大受験漫画「ドラゴン桜」に出る天才くんです)







ということで、どうです?

お子さんと一緒に円周率暗記とか。

附属中学合格を保証するものではありませんが、

お子さんの知的好奇心は刺激され、

お子さんの地頭は確実に良くなりますよ。

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