金沢市算数数学塾のONE進学塾、塾長です。
突然ですが「法隆寺」って知っていますか?
歴史の授業で出てきましたよね。
さて、普通、学校で「法隆寺」について
どのようなことを学ぶのでしょうか?
・聖徳太子が建てた(607年)
・世界最古の木造建築物
・仏教文化である飛鳥文化の象徴
・奈良県にある
くらいでしょうね。
高校入試にもよく出てきます。
![](https://onejuku55.com/wp-content/uploads/2023/08/yun_4509.jpg)
しかし、金沢大学附属中学の授業はどうか。
・法隆寺の柱は中央部が膨らんでいる
・この建築様式を「エンタシス」という
・この様式はギリシャのパルテノン神殿にもみられる
ここまで授業でやったりもします。
柱の形とか知らんがな…と思ったことでしょう。
金沢大学附属中学の授業は
横道に逸れまくる
という授業スタイルです。
社会だけに限らず、他の科目も。
教科書や受験を完全無視です。
![](https://onejuku55.com/wp-content/uploads/2023/09/yokomiti.png)
こういう授業を楽しめる子が
金沢大学附属中学で伸びると言えます。
つまり、
知的好奇心の高い子が伸びやすい
ということです。
逆に、
合格への最短距離
合理的な勉強法
を求める子には向いていません。
(「エンタシス」についての学習なんて、合格においては非合理的の何物でもないですよね)
円周率100桁を覚えようとする子
化学の元素記号を全部暗記する子
やたらポケモンに詳しい子
ウルトラマンマニア
のような、一見どうでもいいことに対して
一生懸命に取り組む子
が金沢大学附属中学に向く子です。
(ちなみに上の3つは附属中学→附属高校→東大に行った実際の私の生徒で、一番下のは東大受験漫画「ドラゴン桜」に出る天才くんです)
ということで、どうです?
お子さんと一緒に円周率暗記とか。
附属中学合格を保証するものではありませんが、
お子さんの知的好奇心は刺激され、
お子さんの地頭は確実に良くなりますよ。
コメント