どれだけやっても効果が無い勉強法があります。
それも3つ。
ケント州立大学のダンロスキー教授も言っています。
暖炉が好きな教授なんでしょうね。
・・・・・・・それはさておき。
① 繰り返し読む
② ノートまとめ
③ アンダーラインを引く
これら3つは効果が無い勉強法として有名。
ダンロスキー教授以外も多数言っています。
私も、絶対にやってはいけない、と生徒たちに言っています。
なぜ効果が出ないのか。
それは、脳が動いていないからです。
読むだけなら頭を使わなくても読めるし。
頭を使わなくても写すことはできるし。
先生に言われた通り教科書にアンダーラインを引く行動に頭を使う要素は皆無。
脳に負荷をかけないと、忘れてしまいます。
加えて、これら3つの勉強法は
達成感が高いので困りものです。
繰り返し読んだ達成感。
綺麗なノートを作れた達成感。
アンダーラインを引き終えた達成感。
でも、何度も書きます。
脳が動いてない、頭を使ってないので、達成感の割には頭に入っていないです。
では、どうすればいいのか。
つまり、どうすれば脳は動くのか。
脳科学的には、思い出そうとする行動が良いそうです。
ダンロスキー教授の本などでは
アクティブリコールと呼ばれていました。
アクティブ=積極的に
リコール=思い出す
ということです。
具体的に何をやることがアクティブリコールなのか。
そう、問題を解くことです。
学校で聞いた授業の問題プリントを
解いてみるのです。
そうしたら、脳は授業のことを思い出そうとする。
ここで脳に負荷がかかり、
知識が暗記されるのです。
私がいつも大量演習をしろと言っているのは、
生徒たちにアクティブリコールする機会を
与えたいからです。
決して、生徒をイジメたいからではありませんからね。
少なくとも、講義より効果的だと確信しているからです。
ということで。
今日覚えていってほしいことは、
・ やってはいけない3つの勉強法
・ アクティブリコール
でした。
ダンロスキー教授は暖炉好き、
とかは覚えなくてもいいのです。
では、また。
効果が出ない勉強法3選

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