過去の平均点(2010年~2023年)
まずは過去の平均点です。この平均点から、いつもの学校の実力テストと比べて難しいテストなのかどうなのか、見ていきましょう。
過去5年分、10年分を見ても平均点は大体260点前後です。学校の実力テストでも260点前後の平均点は見ますが、多くの中学は280点ほどの印象です。ですから学校の実力テストよりやや難しいという難易度です。
志望校別目標点
過去の受験生(特に昨年度の受験生)を参考に作りました。ただ、あくまでも目安なので、合格を保証するものではありません。よろしくお願いします。
附属高校(附中推薦)
・合格90%:+180点
・合格75%:+160点
・合格60%:+140点
附属高校(附中一般)
・合格90%:+160点
・合格75%:+140点
・合格60%:+120点
附属高校(公立一般)
・合格90%:+150点
・合格75%:+130点
・合格60%:+110点
泉丘高校(理数科)
・合格90%:+185点
・合格75%:+165点
・合格60%:+145点
泉丘高校(普通科)
・合格90%:+160点
・合格75%:+140点
・合格60%:+120点
二水高校
・合格90%:+130点
・合格75%:+110点
・合格60%:+90点
桜丘高校
・合格90%:+110点
・合格75%:+90点
・合格60%:+70点
錦丘高校
・合格90%:+90点
・合格75%:+70点
・合格60%:+50点
金沢西高校
・合格90%:+60点
・合格75%:+40点
・合格60%:+20点
野々市明倫高校
・合格90%:+40点
・合格75%:+20点
・合格60%:±0点
統一テストで進路は決まらない
統一テストの結果を踏まえて、第1回はどの私立高校を、第2回はどの国公立高校を受験するか決めると言われます。事実、統一テスト後は学校の先生と面談があり、具体的な志望校の話になります。
ただ、あまり気にしないでください。学校の先生が勧めてくる高校は、実力の1~2ランク下が多いです。例えば、泉丘高校の普通科で大丈夫かな、という子に対しては「桜丘高校も厳しいぞ」といった具合です。
以前、泉丘高校志望の子が学校の先生に「ギリギリ錦丘だ」と言われ、泣いて塾に来た子がいました。私は、点数的に泉丘問題なしと判断し、実際に泉丘高校を受験して合格しました。点数開示の得点も見ましたが、かなり余裕のある合格でした。
これは、学校の先生が間違っているという意味ではありません。学校の先生なりに受験生へ発破をかけるためなのです。なので面談で必要以上に自信を落とさないよう気を付けてください。
また、統一テストと入試の傾向がそもそも異なるので、志望校の合否判定を正確にすることはできません。ですからあくまでも、志望校決定の参考程度で考えておきましょう。
最後に
過去の受験生がよく言っているのが、「第1回の統一テストは入試の次に緊張した!」ということです。すごく緊張するそうです。
上記の通り、統一テストの点数は参考程度、目安にしかなりません。しかし本番さながらの緊張感を味わえる貴重な体験にもなります。過度の緊張をコントロールする練習として、統一テストを利用するのも良いと私は思います。
あとは本番へのバイオリズムの作り方ですね。テストの3時間前に起床し、睡眠時間は8時間確保し、それを逆算すれば何時に寝ればいいのか、その生活リズムを3日前から作りましょう。
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