大量演習 ~私のルーツ~

塾長の指導観

本日は「40代以上の金沢大学附属中学卒業生」向けのブログ?

懐かしの問題集を写してみました。

そう、附属中学生が使っていた「数量編」「図形編」です。

懐かしくて当時の思い出が蘇ってきますね。

・・・・・苦しかった思い出が(^^;)





とにかく問題数が多いです。

1ページに敷き詰められた感じなのです。

左は「連立方程式の文章問題」のページ。

右は「円周角」のページ。

図形問題なのに文章だらけなのです。

文章を見て、図形は自分でノートに書かないといけませんでした。

1ページA5サイズなので、詰まっている圧迫感がすごかった。





見にくいし、図形も書いてないし、詰め込まれているし。

今見ると「使いにくい問題集」です。

この大量の問題を宿題としてやらされるのです。

やってなかったら、先生に髪を引っ張られ、脳天にげんこつ。

いやー、思い出が蘇ります、痛かったけれど懐かしい・・・





ただ、この問題集のおかげですね。

数学は私、そんなに悪くはなかったです。

お陰様で附属高校進学後も、高校数学の演習量に対してそれほど苦と思いませんでした。

大変だったけれど、振り返れば、ためになったな。

この「数量編」と「図形編」が私の「大量演習指導」のルーツです。





才能の無い子でも、大量に演習すれば伸びる。

凡人の私も「数量編」「図形編」の大量演習のおかげで数学が伸びた。

教室の生徒たちも、この2冊は使っていませんが、大量演習で伸びている子がとても多い。

この2冊が、大量演習の絶対的効果を私に信じさせています。

ということで、本日も大量演習、がんばりましょうね。





※「数量編」「図形編」を教室に置いておきます。表紙カバーが破れてボロボロなので、丁寧に扱ってもらえるとありがたいです。

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