相変わらずこの学年、高いです。
この時期に来ても、まだ平均点が400点を下らない。
前回よりかはやや下がりましたが、
去年の中3生より15点高いです。
※2024年度中3の4月実力テストの平均点は392点、2023年度のそれは387点でした。この2学年とも「静かで賢い」「うるさいけれど賢い」とそれぞれ評判の学年でした。参考までに・・・
去年までの子が出来なかった訳ではありません。
今年の中3が異常に高いだけです。
すごいです・・・・・
最後に重要なこと書きます。
公立中学の子で附属志望の子にも一言書きます。
では、分析スタートです。
平均点
国語:82点
社会:82点
数学:86点
理科:77点
英語:80点
合計:407点
人数分布 ※( )内は累積数
450点以上:44人
400~449点:64人(108人)
350~399点:17人(125人)
300~349点:13人(138人)
300点未満:13人(151人)
内部推薦ライン=35位
35位=460.23点
内部推薦ギリギリ=50位
50位=445.31点
一般入試合格ライン①=60位
60位=437.50点
一般入試合格ライン②=70位
70位=429.69点
泉丘高校合格ライン=80位
80位=421.88点
平均点=泉丘高校ギリギリ=98位くらい
二水高校合格ライン=一般入試ギリギリ=105位
105位=402.34点
この年度ならまだ諦めるな附属高校もちろん泉丘も二水も=125位
125位=350.00点
重要なこと書きます。
まず結論から書きます。
この時期に来てもなお80~120位の生徒の学力が底上げされています。
その根拠を書いていきます。
今回は前回より平均点が5点下がりました。
なので、35位、50位などの
推薦合格レベルの子の点数は少し下がりました。
とはいえ数点レベルの微差です。
35位・・・463.54→460.23
50位・・・447.31→445.31
60位・・・438.83→437.50
70位・・・430.36→429.69
そして、80位の点数は前回と同じく
421.88点になります。
105位の子の点数は逆に前回より良くなります。
105位・・・401.69→402.34
平均点は下がっているのに
ある順位の点数は逆に上がっている。
この逆転現象は、おそらく350点前後、
つまり120位前後まで続くと予想しています。
ちなみに125位は354→350なので、
この辺りが分岐点になっているでしょう。
つまり、諦めるのも油断するのもまだまだ早いということです。
350点超えている子にはいずれもチャンスあります。
125人全員にチャンスはあります。
最後に、公立中学から附属高校を受験しようと思っている子へ。
中途半端な学力で合格してしまったら、
高校3年間が暗黒になります。
附属高校を受験しようというのであれば、
相当の覚悟もをって勉強し、学力を上げてください。
でないと、いわゆる「深海魚」になります。
※受験用語「深海魚」
主に中学受験で使われるが、進学校に合格してしまったが故に、進学後は校内順位も最下位層に沈んでしまい、どれだけ勉強しても浮上できない様子から、そういう層の子たちを「深海魚」と呼ぶことがある。「深海魚」の子たちは大きなストレスを抱え、中学受験であれば引きこもりや家庭内暴力の、高校受験であれば中退の原因にもなる。
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