Don’t compare

塾長の指導観

教育者にとって、イロハの「イ」です。

生徒を他の生徒と比べない。

教育者にとっては基本中の超基本です。




ですが、ね。

学校の先生でも時々いますよね?

「お前のねーちゃんはこの問題解けたぞー!」

と兄弟姉妹を比較する先生。

私、生徒から愚痴でよく聞きます。




教えるプロでさえ、こうです。

ですから保護者の方が比較してしまうのも仕方ありません。

「あの子はもっと良い点数だったでしょ!」

「あの子はもっと勉強しているし!」

言いたくなる気持ち、分かります。




でも、ダメなのです。

なぜなら、他者と比べられると子どもは一気にやる気をなくすからです。

Don’t compare your kids with others!




逆に子どもを潰すのは簡単です。

他者と比較しまくればいいのです。

比較しまくれば子どもは簡単に壊れる、と教育関連の本で何度か目にしたことがあります。

その通りだと私も思います。

このブログをご覧の親御さんには、壊す側になってほしくないです。




対処法

比較しそうになったら、例えば、こんなシチュエーションを想像しましょう。大嫌いな会社の上司が「大谷翔平選手は30歳前で1000億円稼いでいるのに、お前は契約の1つも取れないのか!?情けないなー」とあなたに言っているシチュエーションを。困りますよね、大谷選手と比べられても。

「大谷選手は大谷選手だし」「私は大谷選手じゃないよ」など思うことでしょう。上司は発破をかけているつもりでも、こちらは逆に無気力になりますよね。比較された子どもは、こういう気持ちになるのです。その気持ちを想像できたら、親として我が子に別の言葉をかけようと思えるのではないでしょうか?

※大谷選手の部分は誰でもいいです。適宜変更してみてください。大谷選手、こんなところで例として使ってしまい、申し訳ございませんでした。いつも応援してます(^^)

コメント